時計塔の使者が幻想入り15new
まぶしい光が窓から木漏れ日として差し込んでくる。
森の中にぽつんと建つ、魔理沙邸。
鬱蒼としている森の中でも、眩しい陽光は、物騒な闇の中を貫通する。
「………ん。」
いすの背もたれに背中を任せ、腕を組みながら寝ていた私は、魔理沙、妹紅よりも早く起きた。
一番後に寝たはずなのだが…生活習慣とは恐ろしいものだ。
まだ体も十分に起ききっていないので、外に行き体を動かすことにしよう。
―――――――――
「はやいな、旦那。」
二番目に起きてきたのは霧雨魔理沙。彼女は本を読んだまま眠りについてしまったらしく、顎と二の腕にあとがくっきり残っている。
だらしもなく跳ね上がっている髪の毛を手で梳きながら洗面所へを向かっていった。
「あさしゃわぁあびてくるぅ。」
あくびをしながらだから、何を言っているのかうまく聞き取れなかった。おそらくシャワーを浴びに行くのだろう。
浴びながら寝ることのないように、祈るばかりだ。
と言っても、彼女が起きたのは私が起きてから2時間後。太陽からも赤みが消え、
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